シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

言語学

数とは何か? ~数の単位としての複素数の考察~(4)

数の単位ψ=e^iθについて dψ/dθ=iψ ここでθ=Htと定義すれば dψ/dt=(dψ/dθ)(dθ/dt)=iHψ さらに複素数の大きさは実数でなければならないので虚数単位iを左辺に移行する。 -idψ/dt=Hψ (式D) このとき右辺に存在する積は〈H,θ〉と表示される複素数に見える。た…

数とは何か? ~数の単位としての複素数の考察~(3)

虚部が0である複素数を実の複素数といい、逆に実部が0の複素数を虚の複素数という。 i~[0,1] と定義される虚の複素数iは特別な存在である。 Q~[q,0]、Qi~[0,q] すなわちiを掛けるということは、実の複素数の実部と虚部を交換し、実の複素数を虚の複素数に変…

数とは何か? ~数の単位としての複素数の考察~(2)

数記号を名、例えば「実数」という名で定義しようとするとき、式という形式を使用することはできない。そこで”a=実数”と記述する代わりに、私は a~実数 (文A) と記述する。記述「~」左右いずれか(または両方)に非数学的対象を配置する表現形式を文という…

数とは何か? ~数の単位としての複素数の考察~(1)

私は、この問において「数」という名を学術用語として用いているのではない。したがって以下の考察において数式は登場するものの、私の考察は、その本質においては数学とは無縁である。強いて言えば、私は数学の基礎にあるものについて論じているのである。…

無意味な「あり」のママの「有り」には意味がある。

AはXに有り 「敵は本能寺に有り」という名言(?)があるが、「AはXに有り」という文には色々な意味がある。そのひとつとして「AはXとして存在する」という意味もある。 「Xに有り」の助詞「に」と動詞「有り」が融合し、助動詞「なり」が誕生した。 「Xなり…

初めに言葉ありき。

だが、その言葉にはまだ意味は無かった。 その言葉とは「無い」という形容詞である。 日本人は誰もが意味もなく「ナイ」「ナイ」と発音していた。 形容する言葉は有るが、形容される言葉(名詞)はまだ無かった。 次に「これ」という言葉が生まれた。 人々は…

象は鼻が長い、そして私は頭が痛い(2)

感情形容詞は感情を表現しているのであって、それを形容しているのではない。 では感情形容詞が形容する対象は何であるか? 感情と感覚は共に感じるものであるという点で共通する。 そこで感覚形容詞なるものについて考えよう。 感覚形容詞とは対象が人間の感…

象は鼻が長い、そして私は頭が痛い(1)

「象は鼻が長い」という文章における主語は「象」か、それとも「鼻」か? まずはっきりさせねばならないのは、そもそも主語とは何か、という問題である。 英文では主語が何であるかは明確である。 そこでまず「象は鼻が長い」という日本語の文を英訳してみる…