シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

木星さん、越智さんもすなる開示請求といふものを私もしてみむとてするなり。

というわけで、これが開示された文書、「発明等届書」の一枚目である

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で、なんでこんな文書を開示請求したかというと、

giveme5.hateblo.jp

というわけである。つまり『あの日』には

若山先生は(中略)幹細胞株化の仕事は若山研の研究成果であり、アメリカの研究室には何ら権利はないと主張していた。実際に、若山先生は、若山先生自身に51%、私に39%、バカンティ先生と小島先生には5%ずつの特許配分を理研の特許部門に提案した。(p102)

とあるので、実際のところどうなんだろうか知りたくなったわけだ。そして

驚くべき事実が判明した、

わけではない。

 

「発明等届書」の二枚目である。       

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私が知りたかった「発明者間の貢献度」の欄は、残念ながら空欄である。

結局、発明者間で話し合いがつかなかったということか。ま、若山さんの提案が通らなかったことが分かっただけでも、よしとしよう。「利益の帰するところ,責任あり」という言葉でSTAP研究に一番、責任があるのは若山さんだという主張は、もはや成立しないのだから。

807 STAP・・・特許分配51%を主張していた責任者若山教授/「利益の帰するところ,責任あり」 – 法は国民のために~FLORALAW

 

土佐日記