シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

「骨折が私の人生に及ぼした影響は一生消えるものではありません」

でも、それって自業自得じゃね?

確かに、そうかもしれない。だが、私が、なぜ骨折したのか、その経緯を知らないあなた方にそのように言われる筋合いはない。

小保方さんも、そんなふうに考えているのかも。

放送倫理・番組向上機構BPO)が「NHKスペシャル」の人権侵害を認めたのを受け、小保方晴子氏は10日、代理人の三木秀夫弁護士を通じ、「放送が私の人生に及ぼした影響は一生消えるものではありません」とのコメントを出した。

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残存するSTAP幹細胞は、すべてES細胞由来であった。しかし、なぜ、そんなことになったのか、その経緯については今のところ明らかではない。また将来、明らかとなる可能性も極めて小さい。

そうした状況の下で、あたかも小保方さんがSTAP細胞ES細胞にすり替えたかのような疑惑を指摘した「NHKスペシャル」が小保方さんの人生に与えた影響は甚大である。

もし、この番組が放送されなければ、ES細胞すり替え疑惑は小保方さんに向かうことはなかった。だから彼女は「無実」を世間に向かって声高に叫ぶ必要に駆られなかった。したがって、その疑惑を若山さんに擦り付けようという発想には至らなかった。つまり暴露本『あの日』は出版されず、小保方さんが莫大な印税を手にすることもなかった。

そして『あの日』を読んで感動した尼僧との対談も実現せず、この対談を設定した雑誌での日記の連載もありえなかった。

あの放送がなければ、小保方さんは、たかが4件の研究不正をしたにすぎない研究者として今頃は世間から忘れ去られた存在だったはずである。

一方、私の骨折はと言えば、世間から忘れ去られるどころか、世間に認知さえ、されていない。だから、ブログで何度も「わたし、骨折しました」と訴え続けているのであるが、コメント欄に殺害予告が書き込まれることもなく、「だから何?」的反応すら感じられない。ただ読者からの無言の声「骨折ネタ、ウザい」が聞こえてくるだけである。

そういうわけで、BPOの決定も出たことだし、本日をもって、骨折ネタは封印する......つもりである。