シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

夏休みの自由研究

下の写真は「商用利用無料 ・帰属表示は必要ありません 」を謳うPixabay · 魅力的なフリー画像から拝借したものである。

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この写真の形式はJPG、サイズは71,954 バイトである。これをAdobe Photoshop Expressを使ってサイズが最小になると思われるように加工してみた。その結果が下の画像である。

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黒一色に見える。そしてサイズは元画像の36%、26,165 バイトに圧縮(データ圧縮のことではない)された(ちなみにペイント3Dを使って本当に黒一色で塗りつぶした場合、サイズは9,267 バイトになる)。今度は逆に元画像をサイズが最大になると思われるように加工してみた。その結果が下の画像である。

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ちょっと篠原涼子に似ているような気がする。もちろん私は手を加えるようなことはしていない。すべて機械による加工である。この加工により画像のサイズは199,050 バイトに膨張、元の画像の約2.77倍になった。

さて結論である。画像を加工するということは、その画像が有するデータを消失させる、あるいはその画像に新たなデータを付与するということである。そして画像加工ソフトを作ったのは人間である。ということは画像加工において、加工する本人の手は入っていないとしても、人間の手が入っていないとは言えない。

小保方さんの場合、小保方さん本人の手で画像が加工(切り貼り)されたのが問題で、純粋に画像加工ソフトで機械的に加工すれば問題ないとの意見を聞いたような気がしないでもないが、私の夏休みの自由研究では本当にそれでいいのかという問題提起をしたつもりである。

以上、どうでもいい話であったが、以下はさらにどうでもいい話である。そもそもこの自由研究のきっかけとなったのはひとつの楽曲である。私は楽曲をすべてAmazonのMP3ミュージックからダウンロードするという形で購入しているのであるが、その楽曲は販売されていなかった。仕方なくCDを購入し、それをPCにコピーした。そのときその楽曲のファイル形式はWMAであった。PCで聴く場合、その形式でも問題ないのだが、スマホの場合、MP3でないといけない。そこで形式を変換したのであるが、その結果、ファイルサイズが2.65 Mバイトから8.75 Mバイトに膨らんだのである。ファイル形式を変換するとサイズが(小さくなるという経験はあったが)大きくなるという経験は初めてだったので少なからず驚いた。新たにデータが付加されたのか、圧縮されたデータが解凍されたのか、私にはわからない。さらにどちらの形式で聴いても違いがわからない。

そういうわけで画像の加工では違いのわかるサイズの変更を試みたわけであるが、はっきり言ってどうでもいい試みであった。そして、さらにどうでもいい話は続く。問題の楽曲は坂井泉水さんのものである。坂井泉水さんはすべてにおいて控えめである。メディアへの露出も化粧も服装も控えめである。そして写真に写るときは、だいたいうつむき加減で目を伏せている。カメラのレンズを真正面から見つめているのはこの写真ぐらいではないだろうか。

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ちなみにこの写真はZARD、坂井泉水10回目の命日(5/27)に東京と大阪で献花台という記事から無断転載したもので、著作権法上問題なしとは言えない。もし著作権者から抗議があれば、即刻、この記事全体を削除する所存である。

坂井泉水さんはヴィヴィアンウエストウッドの指輪など決して身に着けない。ひょっとしたら本人は美人だという自覚がないのかもしれないと思えるほどの魅力的な美人である。魅力的ではあるが、どこにでもいる美人なので印象は薄い。「どこにでもいる美人」ではない小保方晴子さんとは対照的である。小保方さんの印象はとても濃い。その濃さが小保方さんの魅力であるが、10 時間 42 分にも及ぶ音声データのサイズはどれぐらい膨大になるのだろうか。それを考えただけでもとても買う気になれない商品である。 ましてや3500円となるとなおさらだ。

あの日

あの日

 

坂井泉水さんに合掌。