皆様、ご無沙汰しております。もうすぐ11月15日、七五三です。ですが今回、取り上げる七五三問題は、この「七五三」とは無関係です。
7、5、3、この3つの数字は一桁の素数です。一桁の素数は他に2がありますが、これが七五三問題の核心なのです。
3つの数字から,その和が10になるように2つの数字を選びます。3と7、5と5の二組が選ばれました。この二組の数字を使って、二けたの数字を作ります。37、55、73、この三つの数字の中から二組の数字を選び、賭け合わせます。
37×55=2035
37×73=2701
55×73=4015
これらの答には共通点があります。例えば2035という四桁の数字を構成する4つの数字2、0、3、5の和は10になります。2701、4015も同じです。
37を裏返せば73になるように、55を裏返せば55になります。そこで55と55も掛け算してみます。
55×55=3025
3+0+2+5=10
やはり10になります。
では2についても同様のことがいえるのではないかと考え、2と8で作られる数字28も仲間に入れてみます。
28×37=1036
28×55=1540
28×73=2044
やはり10になります。では82はどうか。
82×37=3034
82×55=4510
ここまではOKですが
82×73=5986
となりアウトです。ちなみに5+9+8+6=28です。何か因縁を感じます。2+8=10なのですから。
28×82=2296
これもアウトです。ですが2+2+9+6=19で、1+9=10です。
3、5、7の相方は、いずれも素数ですが2の相方は8で、素数ではありません。やはりそこらへんに問題があるのでしょうか。
この七五三問題は少なくともSTAP問題と同程度の重要性を持った問題だと私は考えます。だからこれ以上この問題にかかわる気はありません。