遺伝子異常痴漢能力
というタイトルを思いついた。しかしこのタイトルで何を書けばいいのか思いつかない。遺伝子に異常が起きて痴漢する能力が飛躍的に高まった男の話でも書こうか。でも痴漢する能力ってなんだ。何も思いつかない。
遺伝子/異常痴漢/能力と区切ることにして、まず異常痴漢について考えよう。正常な痴漢はだいたい満員電車の中で女性のお尻を触るものである。これに対して異常な痴漢は…。
だめだ。何も思いつかない。
「遺」という字は「遣」という字に似ている。「遺伝子」を「遣伝使」に変えてみよう。昔、中国に伝という国があった。その国に派遣された人々は遣伝使と呼ばれた。以上で「遣伝使以上物語」は終わりです。痴漢能力についてはまたの機会にお話しすることにします。それではみなさんよいお年をお迎えください……て、今年最後の記事がこんな出鱈目なものであっていいのか。いや、いいわけがない。というわけで今、言い訳を考えています。しばらくお待ちください。
お待たせしました。そもそも発端は学とみ子さんが思いついた「遺伝子異常感知能力」ということばにある。学さん曰く「なんだよね~との連想する事はできませんか?」「思いをはせたりしませんか?」そういうわけで私は「感知」から「痴漢なんだよね~」との連想をしたりしたわけである。しかし残念ながら痴漢に思いをはせることはできなかった。要するに何が言いたいかというと、悪いのは学さんだということが言いたいわけではない。
そもそもタイトルさえ決めてしまえば、後はどうにかなるさという発想が、よく言えばばプラス思考であり、悪くいえば何も考えていない脱思考である。私のような普段から超マイナス思考で生きている人間が、なぜ突然プラス思考に転じたのか。そのヒントはこのブログにある。
詳しい話はハブして、要するに私の遺伝子が突然変異を起こし、昨日まで超マイナス思考だった私が超プラス思考になった結果がこのブログというわけである。残念ながら私にはこの遺伝子の異常を感知する能力がなかった。悪いのは遺伝子異常感知能力のない私です。
それではみなさんよいお年を、そしてついでに、あけましておめでとうございます。
正月は酒を飲みながら、この本を読んで過ごす予定です。
- 作者: シュレーディンガー,Erwin Schr¨odinger,岡小天,鎮目恭夫
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/05/16
- メディア: 文庫
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作者はSchrödingerですよ、アマゾンさん。