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シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

「結論ありき」の非専門家ホームページがワタシを混乱させている

水素否定派のサイエンスライター、片瀬久美子さんは9月28日にツイッターで、
「某芸能人の結婚式の引き出物が高価な水素発生器だと話題になってるけど、もらった方は扱いに困るのでは。。。胡散臭いとは知らずに、喜ぶ人達もいるだろうけど」
などと毒づいた。

藤原紀香の引き出物 10万円はくだらない水素生成器に問い合わせ殺到 - ライブドアニュース

そうか、片瀬さん、毒づいたのか。

白無垢に水素水と、痛い寒いと笑われ突かれる紀香であるが。しかし、やたらとマーケティング戦略やイメージ構築に長けたタレントが多い今、こういう昔ながらのエグ味が残る芸能人というのは、ある意味有難いといえないか。もし芸能人がみんな堺雅人みたいだったら、正しいけれど、つまんないもの。
 披露宴で、あまり発言せず、控えめに振舞う紀香。真っっっっ白な白無垢。携帯蚊取り線香入れみたいな水素水生成器(家紋入り)。あー、たまらん。最近本当に満腹感少なめの芸能人多いから。また、お相手が愛之助ってとこが、合口いいのがダブルで被さる感じでたまらん。「女優は続けていきます」って、どんな依頼がある体で言ってんだろ。とにかくたまらん。浜崎あゆみもたまらんけど、小出しだから。こうしてコンスタントに提供してくれる存在は、やっぱり有難い。
 エグ味好きの人間にとっては、紀香の存在そのものが水素水といえよう。効き目がすごい。

 白無垢に水素水生成器で笑われても……藤原紀香という芸能人の“有難さ”|サイゾーウーマン

そうか、紀香さん、水素水なのか。そういうわけで、今回、取り上げるのは藤原紀香さん...ではなく、量子です。量子といえば、まず思い出すのが往年のアイドル佐野量子さんです(現在は豊さんのヨメですが)。

ちなみに「量子」は本名ですが、読み方の「りょうこ」は芸名で、本名では「かずこ」と読みます。「かずこ」では昭和の臭いがする(もっとも、彼女がアイドルとして活躍したのは昭和の時代ですが)ので、芸名では「りょうこ」と読ませたのでしょう、たぶん。

ちなみに量子さんのダンナの豊さんは、かの有名な(もっとも、つい最近有名になっただけですが)長谷川豊さん...ではありません。長谷川さんは、ブログで炎上を狙って、本業の仕事を失うという大失態を演じましたが、これを他山の石として、ブログをやってる皆さんは気を付けてください。

ちなみに仕事を失うと言えば、ほのかりんさんですね。NHKの「Rの法則」という番組から降ろされたようですが、この番組には物議をかもした動画「UNAKO」で一躍、有名になった佐々木萌詠さんも出演しているそうです。佐々木さんは、もう成人なので飲酒で仕事をなくすことはないでしょう。気を付けなければならないのは不倫ですね。べッキーさんは裸になって「新しい服をさがそう」と言っているみたいですが、先に服を見つけてから裸になるのが正しい着替えの仕方です。

話を元に戻しましょう。量子さんのダンナは、かの(昔から)有名な天才・武豊さんです。競馬をしない人でも一度は「武豊」という名前を聞いたことがあるでしょう。名前だけ見るとお相撲さんの四股名みたいですが、お相撲さんではありません。

さて、話を元に戻しましょう。で、何の話でしたっけ。そう、量子の話です。でも、「りょうこ」の話でも「かずこ」の話でもありません。「りょうし」の話です。私、水素水についてネットで調べていたんです。そうしたら、水素水を超えるスゴイ水があるという情報をキャッチしちゃったんです。その名も

量子水。

一応、ブログ名に「シュレディンガー」という看板を掲げている以上、「量子」という言葉を聞いて、あだやおろそかにはできません。しかもただの量子ではなく、量子水ですからね。これはもう、とてつもない水にちがいないと思い、その原理をさぐろうと量子水の製造装置 νG7(vは英文字Vの小文字ではなくギリシャ文字Nの小文字であり、ニューと発音する)を製造する 株式会社ウエルネスのホームページを訪れたわけです。

わたしたちのからだの細胞間マトリクスである水の活性が変ることによって、生体の恒常性に良い影響を与えることが示唆されています。

えっ、「細胞間マトリクスである水」ってどうゆうこと? 細胞間マトリクスとは、細胞外マトリックスともいい、生物において、細胞の外に存在する超分子構造体である、はずなんですが。 

人間の体は100兆個を超える細胞から成り立っており、体重の約65パーセントを占める水分の約3分の2は、この細胞内に存在しています。残り3分の1は、細胞と細胞の間に存在する細胞間液と血液にあり、それぞれ生命を維持するために働いています。

水と生命「人間と水」

というわけで、水が細胞間マトリクスだという説明は間違いですね。ま、この会社の技術者は量子力学量子化学が専門だと思うので、専門でない分野で間違うのは仕方がないですね、と思っていたら...

物理や化学の専門家でないわたしたちには、量子の世界はなかなかイメージできませんが、太陽の恩恵にあずかるために、地球に届く光のメカニズムを正確に理解していなくても良いのと同じように、原子のしくみや電子のはたらきをさほど知らなくても量子水を有効利用することは可能です。しかし、水は必要不可欠で、生体の約70%を占める重要なものですから、長期間使用できる安全性や機能性評価についてもしっかりとチェックしていきたいものですね。
また、ビーカーや試験管といった限定された小さな範囲ではなく、日常生活のフィールドで、実際にその使用感、効果を実感できる製品を供給することがわたしたちの存在意義と考え、新製品の開発やバージョンアップに努力しています。

 「物理や化学の専門家でないわたしたち」って、どうゆうこと? この「わたしたち」は私たち消費者っていう意味かと思ったら、「製品を供給することがわたしたちの存在意義」ってあるから、あんたら製品を作る側のことでしょ。それが物理や化学の専門家でないって、どないなってんねん。しかも「安全性や機能性評価についてもしっかりとチェックしていきたいものですね」って、完全にひとごとやん。

すべての生命体や物質には、原子の振動によって発生する固有の振動数(エネルギー)が あります。この限りなく微細なエネルギーは波動と呼ばれます

ああ、納得しました。あなたたちは「波動」系の人たちだったんですね。ちなみにこの「波動」という言葉は「シュレーディンガー方程式の解は一般的に波動関数と呼ばれる」の中にある「波動」とはまったく別の意味をもっています。

でもね、株式会社ウエルネスは良心的ですよ。

今後は、人体に対するエビデンスの提供ができるように、大学、医学系研究機関とも連携を開始しています。  

と正直に、今のところ人体に何らかの効果・効能があるとのエビデンスは一切存在しないことを認めているのですからね。だから

νG7(ニュージーセブン)を通過した量子水は、元の水道水の活性を高めて、いきいきと生きてはたらく水(活水)となって機能する

という「結論ありき」の会社が社会を混乱させているわけではない、というのがこの記事の結論なわけです。ああ、疲れた。

でも、νG7とやらを通過しただけの水が、なぜ量子水と名付けられたのか、結局わからないままでした。もしかしたら、それは「りょうしすい」と読むのではないのかも。その読み方は、ひょっとして

「かずこみず」。

夢からさめない