シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

二匹目の泥鰌

体内時計さんから「貴乃花の引退を結びに使うところは見事でした」とお褒めのことばを頂いたので、このネタをもう少し引っ張ります(だが柳の下にいつも泥鰌がいるとはかぎらない)。

代理人は上申書も協会に持参。25日に貴乃花親方が提出した引退届は「退職届が必要」とし、受理されなかったが「『引退』を『退職』と読み替えてください」と要望した。

貴乃花親方よ 協会に来い! 芝田山広報部長激怒…代理人に任せずケジメつけろ

検証実験を終えた小保方晴子さんは退職届を提出し、理研がこれを受理した。このことで理研が一部から非難されたことがあった。これから処分(たぶん懲戒解雇)を待つ身の小保方さんに自主退職を認めるとは何事か、という非難である。しかし小保方さんが「退職」を「引退」と読み替えてくださいと要望したという事実を知らないからそんなことが言えるのである(なぜ私がその事実を知っているのか、その答えは最後にある)。つまり小保方さんの退職届は、理研を退職するだけでなく、今後一切、研究職に就くことはないという事実上の引退表明だったわけで、理研としても、そこまで言われたら退職を認めざるを得ないだろう。

一方、小保方氏はファックスの使い方が未熟と明記したり、以下の記述(青字)を入れたりとか、科学者としての小保方氏の将来を全く奪い取ったという書きぶりをしました。

先生が正しいと判断したものに、なぜ、生徒の分際で、根拠なく反論するのか?これを言う人は、常識的で正義感があふれる人かもしれません。

ちなみに「ファックス」とはFAXではなく、 FACSのことである(なぜ他人の書いたものなのに、そう断言できるのか、その答えは最後にある)。

小保方さんは報告書が出る前に引退を決意していたので、別に報告書が小保方さんの研究者としての将来を奪ったわけではない。

では、なぜ小保方さんを引退を決意した時期まで私が知っているのか。

それは、すべてが狸の妄想だからである。