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シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

なぜ、「明日ママ」の放送は続行され、「阿呆方さん緊急記者会見」の放送は中止されたか?

結論から先に言おう。

わからん、

以上。

 

それでは身も蓋もないと仰るあなたへ、どうでもいいことを話そう。

「明日ママ」は不遇な子供たちが懸命に生きる姿を描いた感動を呼ぶドラマである(らしい、放送されたけれど観ていないので詳しいことはわからない)。これに対して「阿呆方さん緊急記者会見」はお笑い番組である(ただし笑えるかどうかは放送されなかったのでわからない)。

「明日ママ」はまともな人たちが真剣に批判した(その批判が正しいかどうかはドラマを見ていないのでわからない)。それでもスポンサーのCMなしという異例の状況下で最終回まで放送された。これに対して「阿呆方さん緊急記者会見」はいい加減な人たちが面白半分で非難した。そもそも中身を観ないでまともな批判などできるはずがない。それなのに放送は中止になった。

両者の違いは何か?

第一にお金が絡んでいることに間違いはない。連ドラの製作費がいかほどか、業界の外にいる私には想像するしかないが、おそらく私の年収を超える額であろう。それほど巨額の投資をしているのだから、そう簡単に放送中止と言うわけにはいかない。

第二に放送を中止した場合、その穴をどうして埋めるかである。どのように埋めようとも「明日ママ」の放送を継続した場合と比較して、超低視聴率になることは間違いない。

第三に制作に携わった多くの人たち(出演者・監督・脚本家その他裏方さん)の思いも忖度しなければならない。彼らは皆いいドラマを作ろうと懸命に頑張っているのである。もし放送中止にすれば制作現場の人々を裏切ることになる。

 

「阿呆方さん緊急記者会見」の場合、第一・第二の問題は簡単にクリアできる。その製作費は私の日給以下であることは間違いないし、番組の中のひとつのコーナーだから、どうにでも差し替えがきく。さらに事前に放送を中止するという発表はなかったので、普段その番組を観ない人が、放送されるかどうかを確認しようとして観た人もいたはずで、普段より視聴率は上がったのではないかと推測される。

しかし第三の問題はどうか?

いい加減な人たちによる面白半分の非難で放送が中止されたとすれば、制作現場の人々は憤懣やる方ないであろう。しかし、この問題も簡単にクリアできたのではないかと私は危惧する。

現場の人たちもいい加減に面白半分で作っていたとしたら、別にそれがボツになったとしても痛くも痒くもない。というのは言いすぎだとしても、この放送中止という理不尽な決定に対して誰か抗議した人はいたのであろうか。もしいなかったとすれば、「最近のお笑い番組」は面白くないという世間の声に納得できる。ちなみに最近、私は「お笑い番組」を観ないので、それが面白いのか、面白くないのかの判断はできない。さらにちなみに私が最近の「お笑い番組」を観ないのは、最近より前の「お笑い番組」が面白くなくなったからである。

 

たかが「お笑い」、されど「お笑い」なのだ。