冗談言う方、真に受けとる方、どちらが悪い?
あのパルサさんから「魔性の女・小保方晴子」にコメントをいただきました。「あのパルサさん」て誰?、という方は「マネジャー育成の研修講師ための「小保方手記」解読講座」をお読みください。なおこの記事で問題にした「研修講師」の記事「社会人のための「小保方手記」解読講座(9)「STAP細胞はあります!」は本当か?Amazonレビュアーが読み解くプロジェクトの破綻 」のURLはhttp://c-c-a.blog.jp/archives/51936570.htmlです(この記事は当時、私か問題にしたそれとは内容がだいぶ違うようです)。
さて私は「Amazonレビュアーが読み解」いた説について次のように述べました。
そんな荒唐無稽な話、誰が信じるねん。
と思いきや、実際に信じた人がいる。
そして問題の「Amazonレビュアー」であるパルサさんは、今になってこう仰っています。
そういえば誰かが言ってたんですが、荒唐無稽なバカ話を冗談交じりに話してはいけないそうです☆
人はその冗談の中に真実があるのでは、と思ってしまうからなのだそうです☆
うちも注意するようにはしてるんですが、もう芸風として固定されちゃってるので変えるの無理ですねえ笑☆
確か「荒唐無稽なバカ話を冗談交じりに話してはいけない」と書いたのは私だと思います。どの記事かは忘れましたが。
ところでパルサさんは、ご自身がAmazonレビューに書き込んだ例の「疑似精子」説が「荒唐無稽なバカ話」であることを認めたということでよろしいのでしょうか。だとするとパルサさんの説を「実際に信じた人」の立場はどうなるのでしょうか。その人はブログで「社会人のための『小保方手記』解読講座」を連載し、それをまとめて書籍化(Kindle版)までしました(と記憶しているが、現在は販売されていない)。この本のレビュー欄でバルサさんは、著者が「疑似精子」説を記載したことに対して、著作権侵害だと出版をやめるように主張していたと記憶しているのですが、これもパルサさんの「芸風」なのでしょうか。
確かにこちらは冗談を言ったつもりが、相手は真に受けるという「事故」が起こってしまったとき、あれは「荒唐無稽なバカ話」ですとは言い出しにくいものです。私にも経験があります。私の荒唐無稽な記事を真に受けた人がいたのです。幸いにして別の人がネタ元を明かして、あれは「荒唐無稽なバカ話」だと言ってくれたので大事には至りませんでした。
「社会人のための『小保方手記』解読講座」はパルサ説以外は至極まともな本です。この本が現在、なぜ販売されていないのかはわかりませんが、もし万一、著者がパルサ説を信じたことを悔やんで販売中止にしたなら、パルサさんも寝覚めが悪いでしょう。やはり「芸風」は改めてはいかかでしょうか。
最後に誤解があるといけないので言っておきます。
「ましょうの女」、うまいですね~感心したのでパルサもコメしちゃい「ましょう」☆」
もし私に感心したなら、それは誤解です。ネタ元はこちらですから。