ハルコとはもちろん、小保方晴子さんのことである。世間からは忘れられたが、しかしネットの片隅では一部の熱狂的ファンがいまだに話題している日記で人気の作家である。 シオリとは山尾志桜里さんのことである。世間の注目を集めるという点では、今が旬の人である。今回はお二人のこれまでとこれからの人生を比較考察する。
名前
- 【同一性】どちらも漢字6文字である。
- 【差異】ハルコは姓が3文字、名が2文字。シオリは姓が2文字、名が3文字。
性別
- 【同一性】女性である。
- 【差異】ハルコはリケジョ、シオリはブケジョ。
部活
- 【同一性】大学時代、ともにラクロス部である。
- 【差異】シオリはマネージャーとして活躍したが、ハルコは選手として活躍しなかった。
進路
- 【同一性】医師を志すも、その後、進路を変更する。その動機は不明。
- 【差異】シオリの場合、進路変更の動機が不明なのは、wikiにそれが書いてないからにすぎない。ハルコの場合「医師の道も考えたが、間接的にでも多くの人の役に立てる可能性のある研究の道を選ぼうと思った」(「あの日」p7)とあるが、医学部に進学しても故笹井芳樹氏のように「研究の道」を選ぶことはできるので、進路変更の理由になっていない。
記者会見
- 【同一性】 ともに記者会見で疑惑を否定した。
- 【差異】シオリは一方的に自分の主張を述べるだけで記者の質問には応じなかった。ハルコは記者の質問に真剣に応えた。それどころか「現存するSTAP幹細胞は全て若山先生が樹立してくださったものなんですけれども」と聞かれていないことまで話して、若山さんの心胆を寒からしめた。(STAP細胞:超弩級の妄想! - シュレディンガーの狸参照)
損害賠償
- 【同一性】ともに不法行為によって「他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者」である可能性があるから、「これによって生じた損害を賠償する責任を負う」ことになる可能性がある。
- 【差異】シオリの場合は、まだ疑惑の段階であり、不倫相手の配偶者から損害賠償を請求されていないので、可能性に留まる。ハルコの場合は調査委員会によって4件の研究不正が認定され、理研から60万円の損害賠償を請求された。ハルコはこれに応じるつもりはなかったが、弁護士の勧めでしぶしぶ60万円を支払った。このことは今でも後悔しているらしい。
流行語
- 【同一性】ともに流行語大賞にノミネートされた。
- 【差異】シオリは2016年のユーキャン新語・流行語大賞にて「保育園落ちた日本死ね」がトップテンに入選し、受賞式に出席した。ハルコは2014年のネット流行語大賞にて「STAP細胞はありまぁす」が金賞に輝いたが、授賞式は開かれなかった(もし授賞式が開かれたとして、ハルコは出席しただろか)。
『ネット流行語大賞2014』発表! 金賞は「STAP細胞はありまぁす」銀賞には「この日本ンフンフンッハアアアアアアアアアアァン! ……ウッ……ガエダイ!」 | ガジェット通信 GetNews
告発
- 【同一性】ともに刑事告発されたものの、嫌疑不十分で不起訴となった。
- 【差異】シオリの容疑は、公職選挙法違反(選挙区内の有権者への寄付)。ハルコの容疑は刑法違反(ES細胞の窃盗)。ただしハルコを被疑者と特定した告発は受理されず、被疑者不詳で受理されたので、ハルコが刑事告発されたとはいえない。ただハルコが事情聴取を受けていたことは事実である。後日談としてハルコの熱狂的ファンが若山さんを刑事告発したが、告発が受理されて3日後には嫌疑なしで不起訴処分が決定したという笑い話がある。おそらく告発状を読んだだけで「嫌疑なし」と判断されたのだろう。
将来予測
- 【同一性】ともに選挙に出る。
- 【差異】シオリの場合、当選する可能性は十分ある。ハルコの場合、その可能性はかなり低い。ではハルコはどのような経緯で出馬するのか。私の想定するシナリオは以下のとおりである。まず「ATPで培養液をpHを5.4〜5.8にする工程でOct4遺伝子を発現する細胞の製造方法」が特許をとり、ハルコはその発明者として世間の注目を浴び、発明家「ドクター小保方」を名乗る。その後「何の役にも立たない発明で特許をとったこと」に対して、ノーベル賞のパロディであるイグノーベル賞が贈られる。こうなると、もはや選挙に出ないという選択肢はない。しかし、当選はしない。落ちても落ちても選挙に出続けるというという生き方はそれなりに楽しいのかもしれない。選挙資金はイタコ芸人が主宰する某宗教団体が援助するので潤沢である。