シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

「改革委員会」よ、そこまで言ってイインカイ!!

 

『研究不正再発防止のための提言書』

http://www3.riken.jp/stap/j/d7document15.pdf

読みました。

はっきり言ってくれましたね。

そもそも再現実験の目的は、「STAP現象は有り、小保方チームはこれを完成していた」のか、それとも研究成果の捏造であるのか、を明らかにすることにある。しかるに理研が現在行っている「検証実験」は(中略)「検証実験」の結果を以て不正の有無および不正を犯した人物が明確にできない。

「調査委員会」は論文に使用された画像の一部を「捏造」と認定しただけなのに「改革委員会」が言い切りましたね。

STAP細胞そのものが捏造だ、という可能性がある。それを考慮して「検証実験」をやれ、そしてもし捏造だとしたら、捏造に加担した犯人を明確にせよ。

そして「再現実験」のやり方まで具体的に提案しています。

小保方氏自身により、かつ2通の論文ないし2014年3月5日に理研により発表された範囲内での、STAP現象誘導プロトコルによる、STAP現象の再現実験を行うこと。
小保方氏自身による再現実験に際しては、胚性幹細胞研究あるいはiPS研究に熟練した研究者が監視役として同席するとともに、同一空間内で平行して小保方氏が実施するプロトコルに沿って再現実験を行うこと。

小保方さんは監視付きで実験させられるんですね。変なものを混入しないように。これってSTAP細胞が捏造だとすれば、真犯人は小保方晴子だ、と言っているようなものですね。ま、小保方さん抜きにこの「犯罪」が成立しないことは誰の目にも明らかですが。これって一種の圧力だと勘ぐりたくなるのは私がひねくれているからでしょうか。

 

私には「改革委員会」の本音が聞こえてくる。

オボチャン、あんた本当はやったんでしょ。今ここでゲロしちゃえば、「再現実験」なんか必要なくなる。どうせ「再現実験」やってもSTAP細胞なんてできないこと、あんたが一番理解しているはずだよね。何せ、監視付きなんだから。

実験には金がかかる、それは国民の税金やで。捏造した上にさらに税金の無駄遣いしようとは、ええ根性しとるやん。正直に話して楽になったら?

で、どうなん。オボチャンのひとりでやったん? それとも共犯者いるの?

 真犯人 検屍官ケイ・スカーペッタ (講談社文庫)