シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

医師兼医学博士・学とみ子さんへのBATMANの忠告

まず、私の立場というか、スタンスを明確にしておこう。私の名は狸であるが、その実体はコウモリ男である。英語で言うとBATMANである。BATMANこう宣言した。 

私は常に公平・中立の立場から発言している。言い換えれば結果がどうであれ、小保方擁護者からも批判者からも非難されない安全地帯に立って発言している。そんな私を卑怯だと非難する人に私は言いたい。それは倫理観の違いだと。

“ES混入を決して否定してはいけない”を狸氏のお立場として、以後も、当ブログでは、肝に銘じさせていただきます。  このタイトルからは学とみ子さんが何を肝に銘じようとしているのか、よくわからない。「ES混入を否定しない」ことなのか、それとも「ES混入を否定しないという私の立場」なのか。前者なら「狸の見解を肝に銘じ、以後、当ブログではES混入説を否定しない」と書いてもらえばわかりやすいし、もし後者なら、「狸がES混入説を支持する立場であることは肝に銘じるが、しかし以後も、当ブログではその説を否定する」と書いてもらえればわかりやすい。

 ES混入という観点からは、小保方さんが『あの日』において主張していることは次のように要約される。まずSTAP現象は体細胞に外的刺激を与えることによって、その細胞がOct4を発現する現象である。この現象は検証実験で再現された。その現象によって作り出されるSTAP細胞は増殖性が低い。だからSTAP幹細胞やキメラマウスはSTAP細胞由来ではなく、ES細胞が混入した結果である。もちろんわたし(小保方さん)が混入したものではない。それらの研究を主導したのは若山さんである。

もちろん冒頭で述べたように私は小保方さんを擁護するつもりも、批判するつもりもない。ただ小保方さんを擁護する人を批判したことはある(山崎行太郎さんや武田邦彦さんなど)。そもそも現在アンチ小保方と言われる人は(某掲示板を除けば)そのほとんどが小保方さんの擁護者の批判者ではないか。研究不正が確定してから、もう三年以上もたつ現在、小保方さんを直接批判する人など稀であろう。粥川準二さんも「しかし小保方さんのことは……もう忘れよう」と言っているから今回の記事が小保方批判の最後になるのだろう。

私の今回の記事は学さんへの批判ではない。忠告というか、アドバイスである。小保方さんを擁護するなら小保方さんの主張に添ったやり方でやったほうがいいんじゃないですか、と老婆心ながら学さんに申し上げる次第である。

ついでにもうひとつ忠告を。小保方さんを擁護する人たちのうち私を知る人は、私をアンチ小保方と認識しているので「学とみ子にとって、狸氏を信じることは大事である」などと言うと擁護派の中で村八分にされますよ。 

バットマン (字幕版)