シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

チームパシュートをチームバチスタに空目した。

「スリーパーセルをスーパーセルに空目した」と20字未満でつぶやいただけで炎上するのに、「スーパーセルとはES細胞やiPS細胞、それに何とSTAP細胞をも超える万能細胞のことです」と(たぶん)片瀬さんの40倍を超える文字数で話題にしても、何の反応もない。だが私にもプロとしての意地がある。このまま黙っているわけにはいかない。

問題の記事には日本で真面目にスパイ活動に勤しんでいる在日スパイを差別する発言が含まれている。しかも私が最も問題にするのは、この記事が、差別された側が「これは私たちに対する差別だ」と抗議することができないことを見越して発信されているという点である。実に卑劣なやり方である。

このブログ主(私)は過去の記事においても「人権侵害ではないか」と指摘されたことがある。この指摘に対して「人権侵害などしていない。私も含め自分の意見を公開する人は他者から批判されることを覚悟しなければならない。もし批判対象者の許可を得ないと批判できないとすれば、デマを流したり、デタラメな発言をした人が批判を免れることになる」と反論しているが、そこには反省の色はまったく見られない。反省していないから反省の色が見られないのは当然という見方もできるが、私はあえて言いたい。もう記事を水増しするのはやめたらどうか、と。

書くことがないなら、書くのをやめればいいのである。それを、このブログ主(私)の悪い癖で、意味もなくダラダラ、ダラダラと駄文を連ねる。そうしているうちに何とか落としどころが見つかると思っているようだが、世間はそんなに甘くはない。だいたい思い付きで書き始めたはいいが、後が続かないなどという醜態を晒すぐらい恥ずかしいことはない。

ところで後が続かないで恥を晒すと言えば、ピョンちゃんでの韓国の女子チームパシュート準々決勝である。「キム選手とパク選手の2人は最後尾のノ選手を大きく離してゴール」したそうである。後に続けないなら、前にいる我々だけで先に行きます、という理屈は通用しない世界らしい。後に続けなかったノ選手は「ひどい差別の中で練習にきちんと集中できない状況だった」と言っている、らしい。

やはり差別はよくない。たとえスパイであても。

なんとか落としどころ、見つかりました。

映画「チーム・バチスタの栄光」【TBSオンデマンド】