シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

プロとしての見出しなみ

1. これは見出しです

期間限定とはいえプロになったからには身出しなみにも注意が必要です。

2.滝と北、そして田端

瀧廉太郎と言えば大ヒット曲「工場の月」で有名な歌手である。彼は23歳という若さでこの世を去る。瀧廉太郎とちがって北廉太郎という歌手を知る人は少ない。彼も滝廉太郎がそうであるように夭折した。彼らの愛称はともに「廉さん」であった。そして北がデビューした3年後にデビューしたのが田端義夫である。彼の愛称は「バタやん」であった。彼は94歳まで生きた。その結果、愛称には「さん」よりも「やん」を付けるのが流行となった。

3.「タバやん」と呼ばないで

「バタやん」の影響か、いつの頃からか女の子はサマンサタバサのことを「タバやん」と呼ぶようになった。これに対して株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドは声明を出し「今後、弊社を『タバやん』と呼ぶ人に対して法的措置をとる」と警告した。

4.「トムやん」と呼ぶな

サマンサタバサの影響か、いつの頃からか「~やん」は蔑称と勘違いされるようになった。ただし勘違いしたのは、ほとんどが外国人であった。トムという在日アメリカ人が「これから俺のことを『トムやん』と呼んだ奴は殺す」と宣言したところ、さらなる勘違いした在日タイ人は次のように応えたという。「これまで君のことを呼び捨てにして悪かった、トムンヤン君」。

5.「ちゃんと読んでね」

そう言ったのは陳美齡である。ちゃんと読める日本人はいないであろう。ちなみに「チャンメイリン」と読むらしい。この「ちゃんと読んでね」発言が「『ちゃん』を付けて呼んでね」と勘違いされ、愛称には「やん」に代わって「ちゃん」が付くことが一般的となった。当時人気絶頂のグラビアアイドルであるアグネス・ラムの愛称は「ラムちゃん」であった。しかしファンの一部には「アグネスちゃん」と呼ぶ者もいた。こうして「ちゃんと呼んでね」発言で有名となった陳美齡の芸名は「アグネス・チャン」に決定した。

6.「やん」の復活と「ちゃん」の再興

『ド根性カエル』に登場するカエルの名はぴょん吉であった。連載開始当時はその愛称は「ぴょんちゃん」であったが、徐々に「ぴょんやん」と呼ばれるようになった。理由は判らない。もともと流行とはそういうものである。いずれにせよ「やん」は復活した。しかし2018年になると再び「ぴょんちゃん」が再ブレイクしている。理由は一説には田中刑事にあるといわれているが、確実なことは判らない。田中刑事羽生結弦を追って現在、韓国に潜入しているという情報がある。ちなみに田中刑事は刑事ではないから、捜査はしない。彼の仕事は氷の上で踊ることである。

7.定型的愛称の終焉

田中刑事の愛称は「ケイちゃん」ではなく「デカ」である(多くの人は彼の踊りは退廃的であるいう)。このことから明らかなように「ぴょんちゃん」ブームももうすぐ終わるのではないか。これからは「やん」「ちゃん」を付けるという定型的な愛称は廃れ、その人個人に固有の愛称が流行ると予想される。例えば小泉今日子の愛称が「キョンキョン」であり、新垣結衣の愛称が「ガッキー」であるように。

8.最後に、これは中見出しです

9.最後の最後に小見出しです

みなさん、ゴミ出しを忘れないように。この記事は燃えないゴミの日に出します。