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シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

依然ネタがない、しかたないから武田邦彦教授批判に対する「反論」に反論する。

giveme5.hateblo.jp

この記事に対して、珍しくコメントがあった。本来であれば、同記事のコメント欄で返信すべきところであるが、何しろネタが無くて困っている今日この頃である。そこで、頂いたコメントをネタにして今回の記事を書こうという魂胆である。

コメントを下さったのは鑓水憲次さん(以下「コメントさん」という)という方である。以下、全文を引用させていただくが、全文の引用が引用といえるのかという問題については、不問に付す。

まずコメントさんはこう切り込む。

こそこそ他人への批判して拡散する魂胆にしか見えない。

私は決して「こそこそ」などしていない。ネットを通じて全世界に向けて武田教授批判を発信している。「全世界に向けて」などと大げさなことを言うな、と言われる向きもあるかもしれないが、事実として拙ブログのアクセス数の約16%は海外からのアクセスなのだ。ただアクセス数の絶対数は確かに多いとは言えない。いや、はっきり言って少ない。ほとんど誰の目にもとまらないブログで武田教授を批判することは、「こそこそ」批判していると言われても仕方ないかもしれない。しかし、それは私の責任ではない。

「拡散する魂胆」については、確かに拡散してほしいという希望があることは否定しない。しかしそうしたことはありそうにないことも自覚している。何しろネット上では武田教授批判で溢れている。例えば

炎上中!!トンデモ発言を繰り返すニセ医学の伝導者、武田邦彦先生を無理やり庇ってみました・・・でも無理かも。 | 五本木クリニック | 院長ブログ

きまぐれな日々 「地球温暖化陰謀論者」が信奉する武田邦彦のトンデモぶり

池田信夫 blog : 武田邦彦氏の売り歩く放射能デマ

懐疑論者の祈り 中部大学武田邦彦教授の問題事例の解説

究極の無責任男・武田邦彦氏の「不都合な真実」: 農と島のありんくりん

現在の生命科学研究を愚弄する武田邦彦氏 : 「結論ありき」の非専門家ブログが社会を混乱させている:世界三大不正STAP事件の正しい理解を社会に広める会

「ニセ医学の伝道者」「究極の無責任男」等々、鋭い批判が溢れる中で、私ごときが武田教授を批判したところで、無視されるに決まっている。とても拡散など期待できない。

次にコメントさんはこう尋ねる。

何か特別恨みでもあるのでしょうか。

滅相もない。私が武田教授の書いたものを読んだのは前回の記事で批判した「コピペは良いことか、悪いことか?」が初めてである(武田教授を批判する記事は読んでいたが)。それで「この人、噂通りのトンデモ系の人だ」と思った。私はそういう人は本来、相手にしないことにしている。しかし、ネタがない。背に腹は代えられない、そう思って気乗りはしないが、あえて批判することにした。著作権問題でイケダハヤトさんを批判した(転載の天才イケダハヤトさんの開き直りを批判する。)こともあり、ついでに武田教授も批判しておこうかと思い立った次第である。決して武田教授に「何か特別恨み」があったわけではない。

逆に、武田先生に許可を得て記事を書かないと、人権侵害ではないでしょうか。

とんでもない。人権侵害などしていない。私も含め自分の意見を公開する人は他者から批判されることを覚悟しなければならない。もし批判対象者の許可を得ないと批判できないとすれば、デマを流したり、デタラメな発言をした人が批判を免れることになる。デマやデタラメを言いたい放題にしないために、人は武田教授のような人を本人に無断で批判しなければならないのである。仮に批判が間違っているとしても、それが誹謗中傷でない限り、人権を侵害したことにはならない。批判に対して「批判するな」という反論(そもそも、それは反論になっていない)は間違いで、「その批判は間違っている」が正しい反論の仕方である。ちなみにコメントさんの「反論」にも私の批判が間違っているとの指摘はない。私の批判に対するこういう「反論」に反論することは、はっきり言って気乗りがしない。それでもあえて反論するのはネタ枯れだから、である。

別に武田先生が貴方の記事を不当にコピペしたわけではないでしょうに。

前回の記事でも言いったが、「コピペ」とはコンピーター操作の技法のひとつを指す言葉であって、それに正当も不当もない。正当か不当かを問題にするなら「転載」という言葉を使うべきである。

で、武田教授が私の記事を不当に転載(剽窃)したか否かについてであるが、もちろんそのようなことはない。武田教授が私のブログを読んでいるとは考えられない。しかし小保方晴子さんは博士論文を書く際に他人の論文を剽窃した。すなわち転載するに当たって、どこからどこまでが転載であるかを明示することもなく、また誰の、どの論文から転載したかを明示することもなく、転載した。したがって小保方さんの博士論文を読む人は転載部分も小保方さんが書いたと勘違いする。このようなことは、特に学術論文ではあってはならないことである。例えば正当な転載(引用)なら引用元(原著論文)を参照することができるが、剽窃ではそれができない。

小保方さんは他人の論文を不当に転載し、武田教授はその行為を正当だと主張し、私はその主張を批判した。そういうことである。

不愉快な記事ですね。

コメントさんの反論になっていない「反論」も、不愉快である。しかし、おかげでブログを更新することができた。その点ではコメントさんに感謝する。

ついでに言っておくと武田教授も、私にとっては不愉快な人である。小保方さんは「STAP細胞は存在する」と本気で思っている、と私は思う。しかし武田教授は「小保方さんは不正をしていない」と本気では思っていない、と私は思う。ただ世間の注目を浴びたくて、テレビに出たくて、思ってもいないことを言っているだけだ、と私は思う。

実に不愉快な人だ。武田教授が、なぜ教授という地位にとどまっていられるのか、日本の七不思議である。