シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

ボブ・ディランさんを「無礼かつ傲慢だ」と批判するノーベル賞選考メンバーはアホではないか?

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ノーベル文学賞の選考委員のみなさんはアホですか?  アホなのですか?

はっきりいって、アホですね。

というわけで、今年、もっともアホさ加減を曝した人に贈られる「シュレディンガーの狸大賞」の受賞者は、ノーベル文学賞選考委員のみなさんに決定しました(拍手)。

そういうことだから、オマエら、ありがたく頂けよ。でもって授賞式には絶対に来いよ(会場は追って連絡するから、連絡先、教えろ)。

それから授賞理由を言うから、よく聞けよ。

 

そもそもディランにとってノーベル賞なんて糞なんだよ。糞をありがたく頂く奴なんていないだろ。ていうか、普通、「糞をあげます」なんて言えば怒るだろ。だからディランはオマエらをシカトしてんだよ。オマエらは、何か。糞をやるって言われて、いえいえ、それはご辞退させていただきますなんて返事するのか。無礼なのは、糞をやるって言ったオマエらの方だろ。

糞ですが、もらっていただけますか、まず最初にそれを確認するのが筋だろ。ディランがもらってやると返事してから、発表したなら何の問題もなかったはずだ。傲慢なのはディランの意向を聞かずに、勝手に「今年の糞をもらう人はディランです」と世界に向けて発信したオマエらだろ。

なのにディランを「無礼かつ傲慢だ」と批判するオマエらはアホなのか!?

 

と、ここまでノーベル文学賞選考委員のみなさんのことを「オマエ」呼ばわりし、ボロカスにdisってきましたが、ボブ・ディランの受賞リストを見ると、ディランさんてムッチャ賞もらってはるやん。父ブッシュももらっている大統領自由勲章まで受賞しているんだから、ノーベル文学賞選考委員のみなさんがノーベル賞も当然、受け取ってもらえると考えたのも無理はない。ノーベル賞を含めいかなる賞も受け取らなかったサルトルとは対照的である。また文化勲章を辞退しながら、ノーベル賞はガッチリいただいた大江健三郎さんとも違う。

「ディランにとってノーベル賞なんて糞なんだよ」と勝手にディランさんの代弁をしたが、彼が本当に何を思っているのか、私には知る由もない。彼は何を考えているのか、その答えは、たぶん風に吹かれているのだろう。

 リアル・ロイヤル・アルバート・ホール