読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

お察し下さい。

「お察し下さい」とは?

お察し下さい(おさっしください、英:guess for yourself)は、お察し下さいな言葉。過度に使うとお察し下さいになります。くれぐれもお察し下さい。また、冊子が欲しい時にも使える。

 お察し下さい - アンサイクロペディア

もちろん私は冊子が欲しいわけではない。察して欲しいのである。何を察して欲しいのか?

前回の記事「木星さん、小保方さんの新たな研究不正を暴露!! - シュレディンガーの狸」において、最後に

(注)この記事は『あの日』が真実を歪めていないことを前提に書かれています。

と特筆した真意を、である。

結論から言うと前回の記事は、その是非について真剣に議論するに値しない代物である、ということになる。

木星さんのブログ「「STAP細胞をヒト由来試料を使って研究」の記事について。 : 小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会」のNo.10で「寄り道」さんという方が次のようなコメントを寄せられている。

あのー、理系とか文系とか何も関係ないと思いますが、
やはり木星さんが先の記事で挙げた理研の倫理委員会の議事録の何を問題にしているのか、全く理解できないですね。

こちらの記事には、先の理研の倫理委員会の議事録の話は何も出てきていないし、何の説明にもなっていないと思いますが?

 私もまったく同感で、「木星さんが先の記事で挙げた理研の倫理委員会の議事録の何を問題にしているのか、全く理解できないですね」状態なのだ。そのとき私の阿呆の血が騒いだ。熱烈な小保方擁護者の木星さんが絶対に問題にしないであろうことを、その記事の問題にしてやろうと企んだのである。小保方さんの証言

この頃には未申請のままであった、ヒト細胞を使った実験に関しても、「行ったのはその承認後だったということにすればいいだけです」とメールで指示される程だった。(『あの日』p95)

によれば、若山さんが承認前に実験を行うことを指示している。ならば小保方さんがその指示に従ったことにすればいい。だが何を根拠にするか。理研の倫理委員会が開かれた日付だ。

そして木星さんによって、実験が承認されたのが4月27日であることが暴露された。その間、約2ヶ月間もある。急いでいる若山さんがそんなに待つだろうか。やはり小保方さんは未承認のまま、「ヒト細胞を使った実験」を行った可能性が高い。

木星さん、小保方さんの新たな研究不正を暴露!! - シュレディンガーの狸

こうして、これまで必死になって小保方さんを擁護してきた木星さんが、皮肉にも小保方さんの不正を暴いたことになる。

 

小保方さんが「実行犯」となるには、若山さんが「共同正犯」とならなければならない。すなわち若山さんが実際に「(承認を待たずに実験を行い)行ったのはその承認後だったということにすればいいだけです」と指示していなければならない。だが、若山さんが例えば「(承認前に実験の準備をすべて終わらせておいて)行ったのは承認後だったことになればいいです」と指示していれば何の問題もない。

私は『あの日』の記述に懐疑的である。その書物の記述を根拠にして断定的な主張するようなことはしない。「この記事は『あの日』が真実を歪めていないことを前提に書かれています」という注釈の真意は、『あの日』は真実を歪めている可能性があるので、それを根拠にして書かれたこの記事もいいかげんな代物だ、なのだ。

 真意が伝わらなかったからといって、改めて真意を語るということは、けっこう恥ずかしいものだ。