シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

ハルコ・オボカタ・トリックスター

『ハルコ・オボカタ・トリックスター』 (Haruko Obokata Trickstar ) は、オボカタ教の聖書『あの日』を題材にハルコ・オボカタの最後の悪あがきを描いたロックミュージカルである。まだどこでも上演されたことがない。

概要

ひとりの女性としてSTAP論文不正で苦悩するハルコ・オボカタ(英語式発音で「リケン・クライシス」)と、論文共著者の一人でありながら「裏切り者」の名を浴びて歴史にその名を刻むことになる和歌山のテルのふたりに、科学的な視点から「論文筆頭著者には必須なはずの計画性に欠け、美しすぎるリケジョとしての名声の上にあぐらをかいて、実験データを提出することができないオボカタ」と「そのオボカタに対する期待があまりにも大きすぎたゆえに、やがてそれは大きな失望となり、オボカタの存在は日本政府支配下にある理研を危険にさらすものになりかねない、という危惧を抱くようになるテル」という新しい解釈を加え、その愛憎に満ちた両者の関係に、瀬戸内のハルミとの愛情に満ちたレズ関係を絡めて、鮮やかに描き出した作品。

この作品には当初からオボカタ教原理主義者らから「『あの日』に忠実ではない」「STAP現象に対する冒涜だ」などという非論理的な批判を受けている。

ブロードウェイの初日は、オボカタ教の信者がプラカードを掲げて劇場前でデモを行い周辺が騒然となったため、その幕を開けることはなかった。その後、現在に至るも上演されることはない。

外部リンク

ジーザス・クライスト・スーパースター - Wikipedia

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