シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

「仮説ですけども、 アメリカが軍事技術として開発していた再生医療をバカンティ教授と理研のラインで勝手に言わば民間技術化しようとしていたのではないかという事です」

西岡昌紀先生はそのように主張する。

西岡昌紀先生 スピーチ書き起こし : 小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会

この主張は仮説でも、想像でも、ましてや妄想などでは絶対ない。西岡先生は真相に近いところに迫っている。

T-ウィルスとは?

STAP細胞事件の真相に迫るには、まずT-ウィルスについて知る必要がある。
T-ウィルスは正式名称をTリンパ好性ウィルスという。このウィルスは宿主であるT細胞内では核内に移行し、RNAからcDNAを逆転写により生成し、cDNAは宿主ゲノムDNAへインテグレーション (integration) する。integration siteは決まってはいない。messenger mRNA (gag mRNA) を生成した後、スプライシング (splicing) を受け、env mRNAとなる。env RNAはさらにスプライシング (secondary splicing) を受けpX mRNAとなる。これらのmRNAはopen reading frame(ORF)が異なるため、もとのウイルスゲノムRNAが一本であっても、それぞれのmRNAは異なった蛋白をコードする。感染T細胞は必ずしも死滅するわけではない。そのため、T細胞からT細胞へ感染するほかに、感染した細胞が活性化したり、まれに死滅しつつある細胞が初期化する現象もみられる。
体内の細胞が活性化し、死滅しつつある細胞が初期化されると感染者は異常な耐久性を有することになるが、それに伴い新陳代謝も加速するため、十分な栄養を摂取できない場合は体細胞の分裂と壊死の均衡が崩れ、筋力の衰えによる運動能力の著しく低下する。また知力も衰え、喋ることができても、本来話そうとした言葉の1割ほどしか正確に発音できなくなる。
さらにT-ウィルスの変種体は宿主が休眠状態に陥ると、TCRの再構成を行う。ある科学雑誌のCD版ではT細胞を再活性化させることによって体細胞全体を活性化させることが可能であると報告されている。この現象は、「V-ACT」と命名された。V-ACTが発生したケースはBiNz-0にのみ確認されている。ある医師が残したファイルによると、この状態では「医学的にはすでに『死んでいる(生ける屍)』状態である」との見解が示されている。
このT-ウィルスを開発したのが、アンブレラ社である。

 

アンブレラ社とは?

アンブレラ社は薬品開発部門を持つ国際的ガリバー企業である。社名は「傘で人類を庇護する」から由来し、社訓は「人々の健康を庇護する」。
生物兵器開発により得られた資金でマーケットを拡大して企業活動を続け、国際企業へ伸し上がった。政界にも太いパイプを持つ。
商品としては『ADRAVIL』、女性に人気の『AQUA CURE』、『Safspin』などが有名である。薬品以外にも、医療機器などを開発・販売している。
創設者は世界的大富豪のオズウェル・E・スペンサー卿、名門貴族のエドワード・アシュフォード、生物化学者のジェームス・マーカスの3人。1966年12月に新型RNAウィルス「始祖ウィルス」を発見した創設者の3人のうち、スペンサーはこれを利用してB.O.W.を開発することで軍需産業を独占することを狙い、友人のマーカスに起業の話を持ちかける。その後、1968年に3人で同社を立ち上げたが、同年にエドワードは始祖ウィルスに感染して死亡した。マーカスは始祖ウィルスの研究に力を入れ、1978年にはT-ウィルスの開発に成功する。スペンサーはラクーンフォレストに新設したアークレイ研究所にT-ウィルスの研究を受け継がせたが、その研究所にはチャールズ・バカンティも一時、在籍していた。

 

STAP細胞とT-ウィルスの関係とは?

T-ウィルスの存在はアンブレラ社の企業秘密であるだけでなく、アメリカの国家機密でもある。そのT-ウィルスをバカンティは退職する際に、研究所から密かに持ち出した。ハーバード大に移ったバカンティはマウスにT-ウィルスを感染せさ、そのマウスから初期化されたT細胞を取り出すことに成功した。しかし彼がこれを自分の研究として公表することは大きなリスクを伴うことになる。そこで、たまたま自分の研究室に留学してきた小保方晴子に目を付け、彼女を利用することにした。小保方はバカンティから、生体内に多能性を有する幹細胞が存在するという仮説を提示され、彼女はそれを取り出す実験に取り組んだ。もちろん細胞を取り出すマウスはT-ウィルスに感染したマウスである。
しかしバカンティはさらにリスク回避の手段をとることにした。論文発表に際して、小保方の考えを、生体から多能性細胞を取り出しているのではなく、取り出された細胞が刺激を受けることによって初期化し、多能性を獲得するのだという方向へ誘導した。このことによってSTAP細胞とT-ウィルスの関係は完全に隠蔽されるはずであった。しかしアンブレラ社の研究員はバカンティよりもはるかに優秀であり、STAP論文が公表されるや、直ちに両者の関係に気付いた。
幸いなことにSTAP論文は穴だらけであり、アンブレラ社はとりあえず論文の杜撰さを匿名で大々的に告発した。その後アンブレラ社は国防総省を通じて日本政府に圧力をかけ、理研STAP細胞ES細胞由来であるという出鱈目な結論を出させた。このようにしてT-ウィルスの存在は闇に葬られた。バカンティは「STAP細胞を信じて墓場まで持っていく」と発言しているそうであるが、彼が「墓場まで持っていく」と決意した秘密とはT-ウィルスの存在である。そしてT-ウィルスの研究は現在も密かに続けられている。
他方でバカンティに利用された小保方は真相を知る由もなく、未だにSTAP細胞は存在すると信じている。