シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

「それほど私の研究内容を阻止したいのか」by Obokata

と自分の研究に自信満々の小保方さん。やはりSTAP細胞ができると困る勢力(アメリカの製薬会社とか)が存在するのか?

 小保方さんのホーページ

stap-hope-page.com

しかし、である。
やる気が出ない。いや、小保方さんとは何の関係もない。私の話である。ここ何日もだらだらと過ごしている私がいる。

 

「世界中67か国から、昨日、(アクセスが)殺到しまして、今止まっている状態。特定の所と思われる所から、ものすごい数のアクセスがあって、他の人が見られないようにしている。」と小保方さんの代理人。確かに4月1日には私もアクセスできなかった。しかし、次の日には普通にアクセスできた。たった1日だけのDos攻撃。それほど小保方さんの研究を阻止したいわけでもなかったようである。

 

やる気が出ないときは、やらない。やる気がないのに、やっても碌でもないものしかできないからだ。

 

小保方さんは2014年4月の記者会見でこう語った。

今回の論文は現象論を示したものであって最適条件を示したものではないので、さらに、私自身はたくさんのコツやある種のレシピのようなものが存在しているんですけれども、やはりそれはまた新たな研究論文として発表できたらと考えております。

【質疑応答・全54問】小保方さんSTAP細胞記者会見全文 「ねつ造と言われた気持ち」「ぶりっ子報道について」ほか - ログミー
そして、ついに小保方さんは、そのコツやレシピを発表した!?
私にはわからない。読んでいない、というか英語で書いてあるので読めないので。

 

やる気が出ない、それは言い訳にはならない。だから言い訳ではない。というか私が世間の皆様に言い訳しなければならない筋合いはない。

 

小保方さんは博士論文の修正版を公表すると約束した。そしてその約束を守らなかったので言い訳をしなければならない。その言い訳が「訴訟あるいは他の大学への編入のために関係者と協議中であるため」というものである。
早稲田を相手に「博士号取消」の無効の訴訟を起こして、博士号を取り戻すか、あるいは他の大学へ編入し博士号を取り直すか、いずれにせよ小保方さんは研究者として復活する道を諦めていないようである。「閉ざされた研究者の道」の扉を再び、こじ開けようという腹積もりらしい。見上げた「諦めない精神」である。
しかし、だとすれば『あの日』の出版はまずかった。それは研究者として復活するためにマイナスとなることはあっても、決してプラスにはならない。小保方さんがどうしても真実を暴露したいなら、中立な第三者のライターに小保方さんの「真実」を打ち明け、そのライターが裏どりをしたうえで、真実を明らかにする本を出版すべきであった。そうすればその本の信憑性は『あの日』よりも、はるかに高いものになったであろう。
ところで小保方さんは「mental and physical depression」のため治療中であるらしい。あるサイトでそれを「うつ病」と翻訳している。しかし私の信頼する翻訳家である「Yahoo!翻訳」さんによれば、それは「心身の落ち込み」と訳するのが正しいとのことである。自信とやる気に満ち溢れている小保方さんがうつ病とは考えられない。

やる気が出ないとき、精神科に行って「やる気が出ません」と言えば、診断書を書いてくれる。病名はうつ病。医者が書いた診断書は言い訳になる。うつ病が流行するわけである。

それは、うつ病ではありません!  (宝島社新書)

 

やる気が出ないとき、何もしないと暇を持て余す。そんなとき私はブログを書く。このブログが碌でもない代物なのは、そのためである。