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シュレディンガーの狸

このブログがなぜ"シュレディンガーの狸"と名付けられたのか、それは誰も知らない。

【「研究のようなもの」シリーズ第2弾】色々な熟女の色についての研究のようなもの

前回は「一郎」「太郎」という平凡な名前を持つ平凡でない男二人の、色気のない話であった。今回は色気たっぷりの話である。

 

今回、登場いただくのは熟女女優四天王と呼ばれる

白川和子(67)・黒木瞳(54)・赤木春恵(90)・青山倫子(36)

以上4人の方々である。熟度は順に完熟(食べるのは止めた方がよい)・熟(ぎりぎり食べられる)・超熟(食べたら危険)・未熟(おいしく食べられる)である。さて四天王には熟しているという以外にも共通点がある。苗字に色の名前がついているという点である。

 

それぞれの色は「白」「黒」「赤」「青」である。

この4つの色の名は色名「四天王」と呼ばれているのをご存知であろうか。

たぶん、ご存じでないと思う。そう呼んでいるのは私だけであるのだから。

 

「白」「黒」「赤」「青」、この4色の名(名詞)だけが、後ろに「い」を付けると形容詞になる。「白い巨塔」「黒い雨」「赤い糸」「青い山脈」のように。

「四天王」に準ずる名として「黄」と「茶」が存在する。

この二つの名は「色」を付けると「四天王」と同じように機能する。すなわち「黄色」「茶色」は「黄色い」「茶色い」という形容詞になる。この二つの名と「四天王」を合わせて「六地蔵」と呼ばれる(そう呼んでいるのは私だけであるが)。

 

ところで「黄」は初めから色の名としてあったが、「茶」はそうではない。それは、もともと「 おーいお茶 」に代表される飲み物の名である。この飲み物の色が茶色いので、「茶」はその色の名となったのである。この系統に属する名は他に、果物の「橙」、液体の「水」、植物の「藍」などがある。なお、液体の水は本来、無色透明なはずなのに、なぜ水は水色なのかについては「水の青Wikipedia」を参照していただきたい。

 

「黄」系統の色の名としては、他に「緑」「紺」「紫」などがある。

 

六地蔵」以外の色の名は形容詞にはなれないが、もちろんそれらの色を形容することは可能である。名詞と名詞を結び付ける最も一般的な語である「の」を用いるのである。

ここでもともと色の名でない名と、はじめから色の名である名の差が出る。前者は多くの場合、色の名であることを示すために、「色」を付ける必要がある。「水色の」ワンピースというように。

他方ではじめから色の名である名については敢えて色を付ける必要はない。例えば「緑のたぬき」のように。(「緑のたぬき」については「緑のたぬきより赤きつね」 - Schrödingerの狸を参照)

 

「四天王」を形容詞にせず、あえて、名詞のまま「の」で名詞と結びつける場合がある。例えば「黒のボールペン」という場合は「黒」はそのボールペンの色を形容しているのではない。「黒いボールペン」のインクの色が黒であるとは限らない。

それでも「黒のボールペン」の「黒」は色を形容している。

 

では「黒の喪服を着た未亡人」のように表現する場合はどうか。少なくとも日本では喪服は黒いと決まっている。だから「黒い喪服」という表現は冗長である。だが「黒の喪服」と表現する場合は事情は違ってくる。表面上「黒」は喪服の色を形容しているように見えて、実は暗黙の裡にその喪服を着ている「未亡人」の何かを表現しているのである。「黒の女教師」のように。

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